パチスロ開発の業務について

企画-planner-

企画開発ではパチスロのゲーム性やシステムの企画立案を行います。

市場のトレンドを予測し、機種に合ったコンセプトを考え、各部署と細かく連携を取りながら、遊技者が夢中になるようなパチスロ機を作り上げます。

パチスロ開発の全工程に携わることができ、とてもやりがいのある仕事です。

「0」を「1」にすることはとても難しいですが、あらゆる分野からアイデアを吸収して発想力を磨き、「面白いパチスロとは何か」を常に追求していきます。

液晶プログラム-LCD program-

映像企画やデザイナーが作成した演出映像を、サブ制御から送られる演出コマンドに従って実機の液晶画面に演出映像を表示するプログラムを作成します。

遊技機用の液晶ボードは現在も常に進化しています。

その機能を十分生かすプログラムを作ることで、より魅せる演出映像を制作することが可能になります。

パチスロの面白さを映像プログラムで追及する、そんな仕事です。

出玉設計-game design-

遊んだ後に、面白かった、また遊びたいと思ってもらえるためにはどうすればいいかを考え、形にします。

ボーナスやATなどの確率や内部状態の制御方法を設計し、膨大なシミュレーションを行って具体的な数値を決定していきます。

新しい仕様を考えてあれこれ試すのも楽しいですが、ちょっとした工夫で格段に面白くすることができたときは大きな達成感があります。

厳しい規則の中で新しい解釈を生み出す柔軟な発想と地道な作業が得意な人に向いている仕事です。

サウンド-sound-

パチスロサウンド開発ではBGM、効果音の制作、組み込みを行います。

プレイヤーの気持ちに沿うような、場面に合う音はもちろんのこと、パチンコ、パチスロ以外では聞く事ができないような強烈なインパクトを与える刺激的な音が求められます。

サウンドのアイデアから新しいゲーム性が生まれることがあったり、サウンドが演出に上手くハマれば、面白さを何倍にもすることができる力も持っているので、業務内容もとても刺激的です！

サブプログラム-sub program-

パチスロのサブ基板では液晶基板やサウンド・ＬＥＤのコントロールを行います。

サブプログラマはそのプログラムのコーディングを行います。

面白いパチスロ機を実現するため、企画は複雑（やっかい）な仕様を考えます。

これをいかにお手軽に組み込むかが、サブプログラマの腕の見せ所です。

コーディングだけでなく、仕様にも口出しして面白さをつけ足していくのもサブプログラマの仕事です。

グラフィックデザイン-graphic design-

遊技機演出の液晶デザインとその品質管理。また、パネルやリールのデザイン提案などを行います。

一から演出仕様の考案、作成の業務も行うためデザイナーとしてだけでなく、演出企画者としての一面も求められます。

遊技機の映像品質が高くあるのが当たり前になっている昨今、斬新な表現やアイデアで他機と差別化を図るのもデザイナーの仕事になります。

メインプログラム-main program-

リールを回す、止める、払い出す、ボーナスやATに当せんさせる・・・

といったパチスロに必要な動作を制御するためのプログラムを作っています。

パチスロのプログラムは容量等に厳しい制限があるため、制約の中でなんとか仕様を詰め込もうとして悩み続ける縛りプレイが楽しめます。

最後まで気が抜けない仕事ですが、完成した後の解放感もすごいです。

ランプ-directed lighting-

BGMや演出に沿ったデータの制作、組み込みを行います。

BGMをより気持ちよく、より華やかにプレイヤーに伝えるため、繊細な色彩で音にシンクロしたランプデータを制作します。

演出では直感的に感じてもらうためにランプが重要な役割をします。

何が重要でどれぐらいのチャンスなのか、どこをプレイヤーに見てもらいたいかをサポートします。

ランプの仕事は液晶やサウンドに光で彩色するだけではなく、宝石を見たときの様な幻想的で神秘的な感動を与えることができるので、

芸術性が試されるとてもやり甲斐のある面白い仕事です。

リール-slot reel-

リール配列と停止制御を考える仕事です。

スペックと出目の楽しさを共存させるためにひたすら試行錯誤を重ねる根気と慎重さが必要です。

プレッシャーも大きいですがパズルを解くような楽しさもあります。

自分だけの細かいこだわりを詰め込むこともできるのも仕事の魅力だと思います。